K::memo
2003年08月06日(水) バカの壁
■ 養老孟司/
バカの壁 (新潮新書)(養老 孟司)
まえがきによると、著者が話した内容を本にしたらしい。人それぞれの価値観や知識が、思考やコミュニケーションに壁を作る事があるという話。あと、そこから派生して「共同体」「脳」「教育」「宗教」に及ぶ著者の持論が展開される。
話した内容を本にしたためか内容が薄く感じた。価値観や思い込みがバリアを作るというのは同意できる。自分自身としては、バリアは低くしておきたいものだとは思う。ただ、普遍的な常識をもって共同体を成立させるってのは難しいんじゃないかな。
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2004年08月06日(金)
■ 森博嗣/
工作少年の日々(森 博嗣)
小説すばるに連載されていたエッセイ。「工事中よ、永遠に」という題名で1年半連載された。表題にもあるように工作の事はもちろん、工作に使う道具の事、仕事や家庭にも触れられている。テーマは自由という設定で書かれたらしく、著者も最終回で書いているが、最初の方は変に力が入った文章になっているというのは、読んでもそう思った。著者の思想というか、物事に対する考え方は、ウェブ日記シリーズ等を読んでいるので、このエッセイを読んで目新しいという印象は無いが、まとまった形で考察に触れられるのはありがたい。連載初期と後期でちょっと雰囲気が変わり、後期の方が若干まともに?書かれている印象を受けた。この装丁で上質紙で、この軽いエッセイかと最初は思ったのだが、著者ならではという事で良かったのではないかな。
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