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K::memo


2001年01月28日(日)

椎名 誠/ 砂の海―楼蘭・タクラマカン砂漠探検記 (新潮文庫)(椎名 誠)

著者が楼蘭の遺跡を目指して中国西域へ行く。中国西域までは車で行き、最終的に楼蘭の遺跡までは砂漠の中を歩いて行く。楼蘭遺跡までの道は標識も順路も無い。現地の識者が前もって踏査しつけた印だけが頼りであり、印が間違っていれば遭難してしまう。著者たちが夜通し一列になって砂漠の中を歩いて行く場面が壮観で迫力がある。楼蘭・シルクロードなどかって繁栄した都市や街道は、今となっては砂漠になっている。そこに惹かれるのか。遺跡に立ち勝手の繁栄した様子を思い浮かべると、時間を超えたような感覚で日常には無い気分になれる。著者のように砂漠を黙々とあるいて行った後であればなおさらだろう。その行程での食事にまつわる話題などは、さすがに著者の書という感じでおもしろい。

Tags: 読了