K::memo
2002年07月01日(月)
■ 大沢在昌/
未来形J (角川文庫)(大沢 在昌)
Jを救うために集められた5人が、「Jとは誰か?」という謎を解いていく物語。設定が難しく説明しがたいのだが、Jを最終的にみつけるところで最終章となる。最終章は、公募された中から選ばれた作品が収録されている。そのせいか、本編とのギャップが少々あり、かなりSF色が濃くなっている。しかし、ツボは抑えてあり読後感は良い作品と仕上がっている。
本編が最終章のために幅を持たせて書いてあるためか、すこし散漫な感じはするが、内容的には読みやすく一気に読めた。こういう形でひとつの作品を作っていくという、オープンソース的な方法で小説を作るというのも、おもしろい作品ができる手法だと感じた。
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